千葉大、千葉銀らと共同で国立大学発スタートアップ向けファンドを設立
千葉大学は7月1日、株式会社千葉銀行らと共同で、国立大学発スタートアップ向けファンドを設立したことを発表した。
千葉銀が、グループ会社でファンド運営を手掛けるちばぎんキャピタル株式会社とともに設立した「ちばグロースアカデミア投資事業有限責任組合」に、千葉大が出資する。三者の出資総額は5億円。国立大学が銀行グループ設立のファンドに出資するのは初。
千葉大と千葉銀は、2005年に大学発ベンチャー支援や地域経済の活性化に向け包括連携協定を締結しており、今回のファンド設立はその一環。
千葉大はもちろん、国立大学全般の研究成果を活用して設立されるスタートアップを主な投資対象とする。
千葉大は4月に100%子会社として「株式会社千葉大学コネクト」、起業家育成拠点として「千葉大学アントレプレナーシップセンター」を設立しており、それらとも連携しつつ、活動していくという。
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