日本新聞協会、全国の小中高校等514校を2025年度「NIE実践指定校」に認定 新聞を2年間無償提供
全国の新聞社・通信社・放送局でつくる一般社団法人日本新聞協会は7月4日、47都道府県の小中高校等514校を、2025年度「NIE実践指定校」に認定したことを発表した。
NIEは「Newspaper in Education」の略で、学校や家庭における新聞を活用した教育的活動を指す。
日本新聞協会は1996年より毎年、全国の初等中等段階の学校を、国公私立の別を問わず「NIE実践指定校」に認定。原則2年間、新聞を無償提供し、教材としての活用を促している。
その地域で配達されているすべての新聞が提供されるため、読み比べも可能。認定されるためには、各都道府県に置かれた「NIE推進協議会」の推薦を受ける必要がある。
2025年度は、新規校199校、継続校315校の計514校がNIE実践指定校に認定された。国立では宮城教育大学附属小学校、公立では都立青山高校、私立では明治大学付属明治中学校らが認定された。
学習指導要領の「総則」に、情報活用能力育成のため新聞等を使うこと、とあることからも、学校現場における一層の新聞活用を促していきたいとしている。
全指定校は以下から確認できる。
https://nie.jp/selected/2025/index.html