東京藝大、東京国立博物館と連携協定を締結 収蔵品の復元や社会貢献事業を共同で実施
東京藝術大学は7月4日、東京国立博物館(東博)と連携協定を締結した。
東京藝大は、芸術分野における世界レベルの教育研究体制と専門人材を有し、長年にわたり日本の芸術教育を牽引してきた。一方、東博は日本最古の博物館(1872年設立)として豊富な文化財と学術的知見を蓄積しており、その資料と専門性は国内外から高く評価されている。
いずれも東京・上野に拠点を置くことから、地理的な近接性を活かしつつ、互いのリソースを組み合わせることで、共同研究や連携事業を行う。
具体的には、東博の収蔵品の復元や、社会貢献事業を共同で行う。これらを通じ、わが国の芸術教育の発展と文化の振興に貢献したいとしている。