21卒の新入社員研修、オンラインとリアルを組み合わせて実施が最多

学情は12月28日、2021年4月入社の新入社員の入社式や新入社員研修に関して、企業の人事担当者に実施したアンケートの結果を公表した。新入社員研修は、オンラインとリアルを組み合わせて実施する予定の企業が最も多いことなどが明らかになった。 

新入社員研修の実施方法は、「オンラインとリアルを組み合わせて実施」が28.2%で最多となった。「例年と同規模で、リアルで実施」が23.1%、「規模を縮小して、リアルで実施」が15.0%となっており、66.3%の企業はリアルでも研修実施を予定していることが分かった。「オンラインで実施」は4.9%に留まり、「未定」と回答した企業は28.8%だった。人事担当者からは、「オンラインだけでは意識の醸成や人間関係の構築は難しい」「オンラインだけでは同期のつながりが希薄になる」といった声が挙がった。 

2021年4月の入社式についても、59.4%の企業はリアルでも開催を予定していることが分かった。

同調査は12月11日~18日の期間、企業の人事担当者を対象にWeb上で実施され、688件の回答が得られた。

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