起業体験プログラムのオンライン教材販売 高校の総合的探究の時間に

教育プログラムの開発・運営などを手掛ける株式会社まつりばは、同社が企画・運営する起業体験プログラム「StartupBaseU18」を、高校の総合的探究の時間に活用できるよう、遠隔授業と動画教材を組み合わせて11月2日から販売開始する。

StartupBaseU18は、高校生や高専生向けの起業体験プログラムで、若年層の起業家精神の醸成を目的としたアントレプレナーシップ教育。高校生のプロジェクトが実際に世の中にローンチすることを目標とし、メンター・審査員には地元出身の起業家が参加することで、官民が一体となって伴走する。夏季休暇等を活用し、首都圏(東京都)以外にも札幌市や神戸市などでも開催実績がある。

従来は高校向けに講師派遣型でプログラムを提供していたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、講師派遣型と合わせて、遠隔LIVE授業と動画教材を組み合わせた開催形態の提供を新たにリリースした。同社は、「プロトタイピングや顧客開発など、社会で実践しながら進路を考える機会をつくりたい」といった学校現場の課題解決になり得る、としている。

20.10.30news3

クラウドファンディングで活動資金約50万円を調達し、社会実装まで試行した高校生のプロジェクトも生まれている。