AlphaDrive×ガイアックス、全国50校に探究学習を無償提供
株式会社NTTドコモの新規事業開発プログラム「39works」の協力の下、株式会社アルファドライブ(以下、AlphaDrive)が運営する「はたらく部」は、全国の中学校・高校50校を対象に「はたらく部×起業ゼミ」探究学習プログラムの無償提供を3月1日より開始する。同プログラムは、中高生向けのアントレプレナーシップ教育プログラム「起業ゼミ」を運営する株式会社ガイアックスと「はたらく部」が連携して行うものだ。社会と学校をつなぐ「はたらく部」とアントレプレナーシップ教育を行う「起業ゼミ」がそれぞれの価値を合わせることで、より多くの生徒にキャリア教育の機会を提供する。
AlphaDriveとNTTドコモの39worksは、2022年より「社会と学校と学生をつなぐオンライン部活で人生の“当事者意識”を高める」をビジョンに掲げ、「はたらく部」を提供している。「はたらく部」は、バーチャル空間で社会人コーチと同世代の熱い仲間と社会について考えを深める、キャリア教育サービスだ。これまでに1,000名以上の生徒を対象とした出張授業、様々な業界の社会人を「コーチ」として招いたバーチャル空間でのセッション、新規事業創出体験などを提供してきた。これらを通じて、生徒たちは社会や自分自身についての理解を深め、これからの社会で必要とされる力を身につける。
ガイアックスは2020年より、「起業の裾野拡大」と「中高生のアントレプレナーシップ醸成」を目的に、全国の中学校・高校を対象にアントレプレナーシップ教育プログラム「起業ゼミ」を実施してきた。プログラムの導入校は30校を超え、これまでに1,500名以上の生徒が参加。2022年には経済産業省主催の「キャリア教育アワード」にて経済産業大臣賞(最優秀賞)も受賞した。
学習指導要領の改訂により、これまで以上に「社会に開かれた教育課程」、つまり外部と連携した教育が求められるようになっている。また、岸田内閣が2022年11月に発表した「スタートアップ育成5か年計画」では「大学・小中高生でのスタートアップ創出に向けた支援」が盛り込まれている。
このような背景を受け、社会と学校の接点をつくってきたAlphaDrive・NTTドコモ、アントレプレナーシップ教育を実践してきたガイアックスがそれぞれの強みを活かすことで、より教育的価値の高いプログラムを提供できると考え、今回の連携が実現した。
「はたらく部×起業ゼミ」探究学習プログラムでは、通常の起業ゼミの活動に加え、生徒たちに探究学習プログラムを提供する。「事業創出」「マーケティング」「営業」「デザイン」など、社会で求められるテーマについて「はたらく部」コーチと楽しく学べるワークショップ勉強会や、他校の生徒たちとの交流会に参加できる。
AlphaDrive/NewsPicks・プレスリリースより