国際高専、「ユネスコスクール」に加盟 国内の高専では2校目、高等教育機関では8校目

石川県に拠点を置く国際高等専門学校は7月11日、「ユネスコスクール」に加盟したことを発表した。

ユネスコスクールは、持続可能な開発のための教育(ESD)に取り組む世界中の学校の国際的ネットワーク。国内では1,100以上の学校が加盟している。

しかしその多くは小学校、中学校、高校。高等教育機関はこれまで宮城教育大学、愛知教育大学、奈良教育大学ら7校にとどまっており、国際高専が8校目となる。高専としては、石川工業高等専門学校に続く2校目となる。

国際高専は、同名の大学を運営する学校法人金沢工業大学が1962年に「金沢工業高等専門学校」として設立。2018年に現在の名称に変更された。

金沢市と白山市にある2つのキャンパスにて、全寮制、教員の7割が外国人という環境のもと、工学の知識・スキルと英語でのコミュニケーション力を併せ持つ「グローバルイノベーター」の育成に取り組んでいる。

世界の他の加盟校と知見を共有し、SDGsの達成に寄与したいとしている。

aad4dd164323721dcf0032ae3be211d31-thumb-1600xauto-77980国際高専白山麓キャンパス。同高専プレスリリースより