成長分野の学部新設等を支援する2025年度「大学・高専機能強化支援事業」に東京理科大ら45校が採択

独立行政法人大学改革支援・学位授与機構は6月25日、成長分野の学部新設などを支援する2025年度「大学・高専機能強化支援事業」に、大学38校、高専7校の計45校を採択したことを発表した。

同事業は、わが国におけるデジタル人材やグリーン人材の不足を解消すべく、2023年に開始。以下の3つに対し、1校につき最大20億円程度の支援を最長10年に渡り提供する。

①理工農分野の学部・学科を再編し、成長分野への転換を図る公私立の大学
②情報系の学部・研究科の定員増を図る国公私立の大学
③情報系の学科・コースの新設・拡充を図る国公私立の高専

2025年度は、昨年12月から今年2月にかけて募集が行われ、大学53校、高専8校の計61校から応募があった。

審査の結果、①には静岡県立大学や武蔵野大学ら27大学、②にはお茶の水女子大学や東京理科大学ら12大学、③には久留米工業高専ら7高専が採択された。東京理科大は①にも採択された。

②、③の募集・採択は今回が最後。①は2032年度まで行われる予定。

全採択校は以下から確認できる。
https://www.niad.ac.jp/josei/media-download/9257/7b255dc64a2d74ae/

0709記事2画像Image by jakapong (Adobe Stock)