東京科学大、日本スポーツ振興センターと連携協定を締結 スポーツ医・科学研究やアスリート支援を共同実施

東京科学大学は7月17日、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)と連携協定を締結した。スポーツ医・科学の研究やアスリート支援、人材育成を共同で行う。

JSCは国立競技場をはじめとするスポーツ施設を運営するほか、「ハイパフォーマンススポーツセンター」および「国立スポーツ科学センター」にてスポーツ医・科学の研究と、それにもとづくオリンピック・パラリンピック日本代表選手らトップアスリートへの支援を行っている。

2014年には東京科学大の前身である東京医科歯科大学と連携協定を締結。医療面での連携を図ってきた。

今後は医療連携に加え、AI等の先端技術を活用したスポーツ医・科学の研究やアスリート支援、そしてその担い手の育成に共同で取り組む。リサーチアドミニストレーション機能についても連携し、研究力の強化につなげる。

東京科学大の大竹尚登理事長は「科学の力でスポーツの可能性を広げていきたい。今後もこうした『科学の社会実装』を積極的に進めていく」、JSCの芦立訓理事長は「ハイパフォーマンススポーツの分野で得られた知見を、国民のライフパフォーマンスの向上にもつなげていきたい」と語った。

c250718国立競技場にて行われた調印式の様子。左より、大竹尚登・東京科学大理事長、芦立訓・JSC理事長。JSCプレスリリースより