NTTとKDDI ICT研修・就業支援で300人の雇用創出

日本電信電話とKDDIは、2021年3月以降、リモートワークやICTのスキルに関わる研修と就業支援の取り組みを開始することを受けて、2月16日から受講者を専用サイトで募集開始した。全プログラムを修了した人を対象に、NTT・KDDI両グループをはじめとした企業への300名超の雇用創出を目指すとしている。

対象は就職氷河期世代を含む高校・大学など既卒の50歳未満の人で、2021年3月から、応募者全員を対象にリモートワークに対応できる能力習得に向けた研修を実施する。その後、ICT・通信業界等への就業希望者500名超を対象に、約2カ月にわたるオンライン研修を通じてICTスキル取得と資格取得支援を行う。取得をめざす資格は、Microsoft Office SpecialistやITパスポート等が予定されている。

上記のプログラムを修了した希望者にはキャリアカウンセリングや就業支援を行い、NTTグループ、KDDIグループおよび受講者各自に適した企業へ300名超の雇用創出を目指すとしている。

同取り組みは、2020年9月に締結した社会貢献連携協定に基づいて、両社で推進する「つなぐ×かえる」プロジェクトの第二弾となる。

21.2.17news2