職場で外国籍の同僚が孤立していると感じたことがある人が6割 民間調査
オンラインビジネス英会話教室を展開するビズメイツ株式会社は9月19日、「外国籍社員のコミュニケーションに関する実態調査」の結果を発表した。
調査は8月、外国籍の同僚がいる全国の会社員を対象に実施。431名から回答を得た。
勤務先の外国籍社員の平均勤続年数は、同時期に入社した日本人社員と比べるとどのようであるか尋ねたところ、「同程度」が27.6%であるのに対して、「やや短い」が39.2%、「短い」が11.9%だった。
「短い」、「やや短い」と回答した人(n=220)に、考えられる理由について尋ねたところ(複数回答可)、「キャリアアップや昇進の機会の不足」(34.1%)、「仕事の内容や職務に対する満足度の低下」(29.1%)を抑えて、「日本の企業文化への適応の難しさ(勤務時間、仕事の進め方など)」(50.0%)がトップとなった。
実際、外国籍の同僚が職場で孤立しているように感じたことがあるか全員に尋ねたところ、「ある」が60.1%と、「ない」の30.4%を大幅に上回った。
勤務先は外国籍社員に対し、日本語力や日本語でのコミュニケーションスキル向上のための研修を実施しているか尋ねたところ、「定期的に実施している」が38.1%、「不定期に実施している」が29.7%、「実施していないが、今後実施する予定」が3.9%、「実施しておらず、今後も実施予定はない」が13.9%だった。
一方、勤務先が日本人社員に対し、外国籍社員と働く上での語学研修等を実施しているか尋ねたところ、「定期的に実施している」が35.8%、「不定期に実施している」が27.8%、「実施していないが、今後実施する予定」が7.4%、「実施しておらず、今後も実施予定はない」が16.2%だった。
調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000006561.html
ビズメイツ プレスリリースより