ブロックチェーンで改ざん不可能なデジタル証明書 教育機関で広がる導入
eラーニングの成果を可視化するうえで、学修歴の記録を不正なく交付することは重要な意味を持つ。日本唯一のデジタルクレデンシャル専業企業として、ブロックチェーン技術を用いた証明書発行システム「CloudCerts」を提供する LasTrust 代表の圷健太氏に話を聞いた。
世界で普及が進む、「デジタルクレデンシャル」

圷 健太
LasTrust 株式会社 代表取締役
多摩美術大学を卒業後、20代中盤で動画マーケティングの事業会社を海外(タイ)で起業。その後、2019年2月に経産省主催「ブロックチェーンハッカソン 2019」において、コンピュータ・ソフトウェア協会賞、副賞を W受賞する。2019年8月に LasTrust 株式会社を創業。
高等教育機関の修了証書や学習履歴、有資格証、社員証、人事評価、各プラットフォームでのレビューなどは、個人にとって重要な社会的評価であり、100年人生の豊かさを大きく左右する無形資産である。それらを、デジタルデータの形で担保する「デジタルクレデンシャル」(デジタル証明書)を専業とする LasTrust は、ブロックチェーン証明 SaaS「CloudCerts」(クラウドサーツ)を企業や教育機関に提供するスタートアップとして注目されている。
「紙ベースのディプロマ(卒業証明書等)の改ざんは…
(※全文:2100文字 画像:あり)
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