130万人が無料受講のJMOOC、オンライン表示「修了証明書」発行へ

大学等の授業が、誰でも無料でオンライン受講できることで知られる「JMOOC」。デジタルバッジなど最新技術の導入や今後の動向について、JMOOC 代表理事で、早稲田大学総長や放送大学学園理事長などを歴任した白井克彦氏に聞いた。

130万人の学びを支える、無料オンラインスクール

白井 克彦

白井 克彦

一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会 代表理事
1968年、早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。1975年早稲田大学教授、2002年同大学総長、2011年放送大学学園理事長に就任。現在、日本電信電話株式会社取締役、早稲田大学名誉顧問等を務める。

2012年に米国で始まった MOOC(Massive Open Online Courses:ムーク)は、インターネット上で公開された大学などの講座を、誰もが無料で受講でき、認定条件を満たせば修了証を取得できる教育サービスだ。

国内では、日本オープンオンライン教育推進協議会が日本版 MOOC として提供している「JMOOC(ジェイムーク)」がある。JMOOC は2013年11月に設立され、2014年4月の講座開講から2021年3月まで、累計講座数468講座、累計受講者数は…

(※全文:2338文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。