構想する大学生──学生団体GEIL、「第一次産業」の課題に挑む政策立案プレイベント
学生団体GEILは、大学生・大学院生に、リアルな課題解決につながる「政策立案」の場を提供している。学生が政策立案を通じて社会課題と向き合い、現状を把握しながら仲間と議論することで、参加者・運営者の双方が「実践的な課題解決力」を身につけられる、そんな人材育成の場をつくることを目的に活動している。毎年、日本最大級の政策立案コンテスト「学生のための政策立案コンテスト」を主催しており、今年で第28回を迎える。
その本番に先立ち、プレイベント「2days GEIL 2026」が6月13日・14日の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された。今回掲げられたテーマは「第一次産業」である。 
50名を超える大学生・大学院生が、10のチームに分かれて2日間の合宿に臨んだ。政策立案の前提となるミッション文は、「国内農業生産量の維持・拡大に資する農業経営体の経営の安定・強化政策を立案する」だ。現状分析から、めざす理想像の設定、そしてそれを実現する政策立案と具体的施策をチームで構想してまとめ、9分間で発表した。
税制優遇や農事組合法人への移行支援など、個人経営体の安定を図る政策提言がある一方、団体経営体の賃金・福祉の改善で人材を確保し、大規模化を進める提言など、多様な政策案が発表された。
発表された政策に対しては、企業経営幹部、自治体管理職が講評員として臨み、丁寧な講評とフィードバックを実施。学生にとっては、第一線で活躍する社会人から助言を得る貴重な機会となった。
第28回「学生のための政策立案コンテスト」は、8月24日から31日までの7泊8日で、同センターで開催される。官庁訪問や現役官僚による政策案コンサルティングなど、学生が実践的な環境で政策立案に取り組む構成だ。
応募の締め切りは7月24日。申し込みは、学生団体GEILの公式ホームページおよび公式LINEで受け付けている。