経産省 キャリア教育アワード、キャリア教育推進連携表彰の募集を開始

経済産業省は、子どもや若者たちに対して、仕事のやりがいや学校での学びと実社会とのつながりを伝える「キャリア教育」に取り組む企業等の活動を表彰する「キャリア教育アワード」を開催する。また、教育関係者と地域・社会や産業界の関係者とが連携・協働して取り組む「キャリア教育」の先進事例を表彰する「キャリア教育推進連携表彰」を文部科学省と共同で実施する。

昨年度はいずれも、新型コロナウイルス感染症の影響により実施を見送らざるを得なかったが、経産省では今年度、コロナ禍で実施されているキャリア教育の懸命な取組を共有するため、積極的な紹介を期待している。「キャリア教育アワード」、「キャリア教育推進連携表彰」どちらも、7月1日より取組の募集を開始した。

「キャリア教育アワード」は、企業や経済団体等による教育支援の取組を奨励・普及するため平成22年度に創設された表彰制度だ。また、平成23年度より最も優秀と認められる取組には経済産業大臣賞を授与している。

「キャリア教育推進連携表彰」は、学校を中心としたキャリア教育の推進のために、教育関係者(学校や教育委員会等)と行政(首長部局等)や地域・社会(NPO法人やPTA団体等)、産業界(経済団体や企業等)が連携・協働して行う取組を奨励・普及するため平成23年度に創設された表彰制度だ。

前回の令和元年「第10回キャリア教育アワード」は、優秀賞をパナソニック株式会社(大企業の部)と、一般社団法人 未来教育推進機構/株式会社ワークアカデミー(中小企業の部)が受賞。「第9回キャリア教育推進連携表彰」は、最優秀賞を幼小中一貫ふるさとキャリア教育「野付学」が受賞している。

21.7.2news2

「第10回キャリア教育アワード」表彰式の様子

パナソニック・プレスリリース(2020年1月)