経産省、「クリエイターエコノミー創出事業」ロードマップを公開

経済産業省の「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミーの創出に係る調査事業」は、Web3.0やメタバース空間ビジネスについて、コンテンツやその空間を生み出すクリエイターの存在が必要不可欠であるという認識のもと、様々なアクターの同領域への参加を促進させ、結果としてクリエイターエコノミーの創出及び拡充を実現させることを目的としている。事業の取り組みについては、業界団体・クリエイター・有識者の意見を踏まえ、民間の取組と緊密に連携しながら進めていく。

この度、同事業における全体ロードマップが下記のとおり公開された。

1.As is(現状)のとおり、Web3.0やメタバースビジネスにおいてはコンテンツや空間創出スキルといったクリエイターの持つ「クリエイティビティ」を活かす必要があるところ、人・モノ・カネを集める経済圏を創出する必要がある。また、Web3.0やメタバースの安心・安全な活用方法を含めてグレーな部分多く、クリエイターやIPホルダーの参入が限定的になっている現状を打破していく必要がある。

2.To be(ありたい姿)のとおり、日本の強みである「クリエイターを軸にした国際競争力を有するクリエイターエコノミーの創出・拡充」及び「コンテンツIPを輸出できるような標準を海外に向けて打ち出す」といったことを実現するにあたり、3.Actionとして「必要な環境整備(法的論点等の整理)」、「政府の後押し(コンテンツ制作を積極的に促進するといったメッセージの打ち出し)」、「議論の場を創出(「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー創出に係る研究会」の設置)」を実施していく。

Web3.0やメタバース空間におけるクリエイターの在り方を議論する「Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー創出に係る研究会」は、2022年8月8日に第1回を実施しており、その内容は非公開となるが、2023年1月に中間報告の公開を予定している。

22.8.24news3

経済産業省・ニュースリリースより

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