経産省 大企業人材の「出向起業」、新たに4社を決定

経済産業省では、大企業等の人材が所属企業を退職せず、外部資金の調達等により自らスタートアップを起業し、出向等を通じて当該スタートアップの経営を行う「出向起業」を支援している。7月22日、新たに4社の出向起業スタートアップへの支援を決定した。

経済産業省は、新規事業の担い手の数を増やす観点から、補助事業(大企業人材等新規事業創造支援事業費補助金)により、大企業等の人材が、外部資金の調達や個人資産の活用等により起業し、所属企業を退職せずに起業したスタートアップに出向して同社の経営を行う「出向起業」を支援している。

令和4年5月11日から6月17日まで公募を行い、外部審査委員会での審査を経て、7事業(うち新規4事業)を採択した。

新規に採択された事業は下記の通り。

<採択事業者名/事業内容/出向元企業名>
株式会社Prediction/オフィス内サイネージを活用した、B2Bマーケティングプラットフォーム事業/コニカミノルタ株式会社
株式会社ブライトヴォックス/立体映像システムに係るメタバース技術活用を通じたリアルな場の活性化事業/株式会社リコー
verbal and dialogue株式会社/プラント業界向けデジタル工事写真帳データSaaSサービス/虹技株式会社
株式会社ストリーモ/ユーザーの「安心感」を第一とした新たな移動体験を提供する電動マイクロモビリティー事業/本田技研工業株式会社

22.7.25news2

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