大学のガバナンス改革へ「必要な法改正を目指す」菅首相

政府は8月26日、総合科学技術・イノベーション会議（第56回）を開催し、世界と伍するトップ研究大学の在り方や、地域中核大学の在り方について議論。「世界と伍する研究大学の在り方について（中間取りまとめ）」や「大学ファンド資金運用の基本的考え方（案）」などが示された。 

菅義偉首相は「今後、我が国において、世界と伍する大学を作るために、トップレベルの研究を行う大学の改革を進めます。そのための鍵となるのがガバナンスと資金力です」と述べた上で、ガバナンスについては「しっかりした経営戦略を立て、外部の人材も入れた意思決定機関を作り、トップを選任、監督する体制を構築いたします。そのため、次期通常国会において、必要な法改正を目指します。」とした。 

また、資金力については「改革に取り組む大学が世界レベルの研究を行うため、10兆円の大学ファンドの運用益により、重点的な支援を行います。その際、博士課程の最先端の研究人材の支援も進めます」と述べた。同議論の資料の詳細は下記を参照。

https://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihui056/haihu-056.html

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