独自の教材で成績アップの生徒が続々 「勉強の仕方」が誰でも分かる

闇雲にたくさんの問題を解かせ、解説を重ねても成績は上がらない。熊本市の学習塾「なるほどゼミナール」は、成績を上げるための独自の方法と教材を開発した。それは生徒たちにとって、勉強の仕方が具体的に分かるようになり、やる気を引き出すツールになる。

生徒の成績を上げる
新たな方法と教材を開発

山中 孝光

山中 孝光

株式会社なるほどゼミナール 代表取締役
1967年生まれ。1991年、熊本大学教育学部を卒業。1993年、熊本大学大学院教育学専攻科修了(教育学修士)。1999年11月、株式会社なるほどゼミナールを設立。

小・中学生を対象に少人数一斉指導を提供する「なるほどゼミナール」は、熊本市内に1教室を構える小規模な学習塾だが、独自の教育法で注目されている。代表の山中孝光氏は、外部での講師研修や講演も数多くこなしている。

「塾業界にはたくさんの学生講師がいますが、どんなに学力の高い講師でも、『生徒の成績を上げる』という指導に関してはまったくの素人であると考えるべきであり、謙虚に学ばなければなりません」

なるほどゼミナールは、生徒が成績を上げるための具体的な方法を確立し、特許取得済みのオリジナル教材「プラス10」シリーズを開発した。「プラス10」の問題集では、すべての問題に難易度が10段階で表示され、時間を割くべき「基本問題」や「標準・発展問題」、今はまだ解かなくてもいい…

(※全文:2298文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。