若者が「ありたい姿」を考える 実践型キャリア教育で地域をつなぐ

若者と企業がともに課題に挑戦し、双方が成長する機会をつくり出す。実践型キャリア教育を提供するフミダス・濱本伸司代表は、若者が「ありたい姿」でいることができて、新たな挑戦に踏み出すことができる、そうした仕組みづくりが地域の未来につながると語る。

「何になりたいか」の前に
「どうありたいか」を考える

濱本 伸司

濱本 伸司

一般社団法人フミダス 代表理事
1976年生まれ。熊本県立大学総合管理学部卒。大学卒業後、地元テレビ番組のディレクター、市町村の人材育成コンサルティングなどを行い、2002年から熊本市長秘書として活動。2012年に一般社団法人フミダスを設立。

一般社団法人フミダスは熊本市を拠点に実践型キャリア教育を展開するなど、若者と仕事と地域を結びつつける事業を行っている。代表理事の濱本伸司氏は熊本県立大学を卒業後、地元テレビ番組のディレクターや地域の人材育成コンサルティングなどに従事し、2002年から熊本市長秘書として活動。2012年に一般社団法人フミダスを設立した。

「急激な人口減少が進展し、地方都市では若者の流出が深刻な問題になっています。メディアや行政の立場でまちづくりを経験して、地域の未来のためには、若者がチャレンジできる仕組みが絶対に必要だと感じました」

フミダスが設立当初から力を注いだ取り組みの1つが「実践型インターンシップ」だ。学生が地域企業の現場に入り、期間限定のパートナーとなって…

(※全文:2121文字 画像:あり)

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