熊本大学 共創を推し進め、地域・世界に「開かれた大学」に

歴史と伝統を誇る熊本大学は今、外部との「共創」に力を入れ、特色ある先端研究に磨きをかけるとともに、教育力の強化を図っている。熊本大学が推進するオープンイノベーションの取り組みと今後への展望について、小川久雄学長に話を聞いた。

世界レベルの研究拠点を充実、
先端的分野を開拓する

──熊本大学では、どのような教育・研究活動に力を入れられていますか。

小川 久雄

小川 久雄

熊本大学長
1953年生まれ。熊本大学医学部を卒業。1984年より31年にわたり、熊本大学の医員、助手、講師、助教授、教授を歴任。2016年、国立循環器病研究センター理事長に就任。2021年4月、第14代熊本大学長に就任。

教育に関してはDX時代に対応し、全学生を対象にデジタルサイエンス、数理・データサイエンス並びに国際対話のリテラシーを身につけられる教育を提供するとともに、SDGsの達成に貢献できるグローバル人材を育成していきます。

研究については、特色ある先端研究に磨きをかけています。本学は、文部科学省所管の科学技術振興機構(JST)が公募している「創発的研究支援事業」において、2020年度と2021年度の合計の採択件数が全国の大学でトップ10の水準にあるなど、豊富な研究シーズを有します。本学には数々の国際的な先端研究組織がありますから、それらをトップレベルかつオンリーワンの研究拠点に発展させていきます。

医学系では、「国際先端医学研究機構」において生命科学に関する世界レベルの研究力強化と海外共同研究を推進しているほか、…

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