クラスを越えて学ぶ途上国と日本の『つながり』、変容する教師と生徒
JICA 東京が実施する教師海外研修でパラグアイを訪れた新座市立第四中学校 教諭の蓮池理之氏。担当の社会科、総合の授業を通じて『世界とのつながり』を学ぶだけでなく、将来を考えるキャリア教育にもつなげる。研修を通じて自身のあり方にも変容が起きたという。研修で得た経験と授業への反映について聞いた。
パラグアイで感じた、「常識の転換」
蓮池理之
新座市立第四中学校 教諭
蓮池氏が研修参加へのエントリーシートを送ったのは2019年5月。同校には10年前に研修に参加した教員がおり、同じ社会科担当だったこともあって参加を勧められていた。
「もともと海外の教育に関心があり、研修を知ってから時機を見計らっていました。決断できたのは、パラグアイが研修先だったため…
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