地域全体を持続可能性の学びの場に 環境学習を通した知識の循環

ユネスコ・アジア文化センターの ESD・SDGs 推進事業〈サステイナブルスクール〉。全国24の認定校のひとつである気仙沼市立面瀬小学校では域内・域外の教育機関などとも連携し、授業のみならず学校全体で持続可能性を追究している。地域全体を学びの場とする取り組みについて、校長の谷山知宏氏に聞いた。

ESD から、『サステイナブルスクール』へ

谷山知宏

谷山知宏
気仙沼市立面瀬小学校 校長

コロナ禍で臨時休業していた面瀬小も、6月から授業を再開。9月に入ると野外活動や遠足・修学旅行なども行われ、子どもたちの笑顔や笑い声が戻ってきた。

遠洋漁業の基地・水産業のまちとして発展してきた気仙沼市は、自然の恵みを得て海を守ってきたので、もともと環境意識の高い…

(※全文:2253文字 画像:あり)

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