障害を越えて育む広い視野と主体性 鍵は地域・世界とのつながり

肢体不自由の子どもたちが通う千葉県立桜が丘特別支援学校は、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)のサステイナブルスクールとして SDGs 教育を推進してきた。障害で行動が制限されがちな子どもたちに、地域や世界とつながる機会を提供する取り組みを聞いた。

障害があっても、世界に目を向ける環境を

森 裕紀子

森 裕紀子

千葉県立桜が丘特別支援学校 教諭

同校は2015年にユネスコスクールに登録。2014年頃、当時の中川奥治校長と西山博教頭(現 校長)が「児童・生徒たちに社会や世界に目を向け、視野を広げてほしい」「学校内だけでなく、学校外とのつながりも大切にしてほしい」と考えていたところに、県内の高校のユネスコスクールの取り組みを知ったことがきっかけだという。

2014年に同校に赴任した森氏は…

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