苫野一徳氏らが「学びの構造転換」実現に向け、一般社団法人設立
初等中等教育における「学びの構造転換」を実現するため、4月14日、「一般社団法人School Transformation Networking」(代表理事:山口裕也、理事:苫野一徳、所在地:東京都中央区)が設立された。4月25日、同法人が発表した。
同法人(略称はScTN〈スクタン〉)では、教育哲学の知見に基づいて事業を展開。具体的には、公教育の「本質」と「正当性の原理」に基づき、教育学や心理学をはじめとした学術の諸理論と、ICTや教育データに代表されるデジタル技術とを利活用することで、学校や教育委員会の「学びの構造転換」に関する取組を支援していく。
代表理事は、研究員として杉並区教育委員会事務局杉並区立済美教育センターに在籍、同センター調査研究室長や杉並区教育委員会主任研究員等を経て、現在は独立研究者として活動する山口裕也氏が務め、 理事は、哲学者・教育学者の熊本大学大学院准教授の苫野一徳氏が務める。同法人の詳細は、URLから。
https://sctn.jp/
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画像はプレスリリースから。