日本初の「大学連携型CCRC」事業が始動 リソルグループ、千葉大学

リソルグループで新規事業を手掛けるリソル総合研究所株式会社は11月6日、体験型リゾート施設「リソルの森」(千葉県長柄町)の敷地内において展開する、国立大学法人千葉大学と連携した、日本初の大学連携型CCRC事業「ウェルネスリタイアメントコミュニティ」構想を2020年11月より本格始動すると発表した。

「ウェルネスリタイアメントコミュニティ」は、国が推進している「生涯活躍のまち(日本版CCRC)」構想に、千葉大学の「知的財産と機能(生涯学習など知的満足度の向上や予防医学・健康や環境に配慮したまちづくりなど)」、長柄町による「地域社会との協働」、およびリソルの森が有する「緑豊かな自然環境や本格的なスポーツ・レクリエーション施設」を加えた、国内でも例のない大学連携型CCRCを目指すプロジェクト。アクティブシニアに対して、自然の中に移り住み、健康寿命を延ばしながら、多世代と交流し、いきがいのある人生を謳歌するような暮らしを提案する。

千葉大学とは健康増進や生涯学習で連携し、ハード面では、ランドスケープデザインの設計や、健康・環境に配慮した建物プランの設計、歩きたくなる街づくりの実現などを目指すほか、ソフト面では、生涯学習プログラム等の「学びの機会の創出」や学生との交流を積極的に行うなど、大学連携型CCRCならではの、ここでしかできない街づくりを目指すとしている。

20.11.09news1

「ウェルネスリタイアメントコミュニティ」のコンセプト