Society5.0に向けた初等中等教育改革の第二次提言 経団連
日本経済団体連合会は11月17日、「Society 5.0に向けて求められる初等中等教育改革 第二次提言-ダイバーシティ&インクルージョンを重視した初等中等教育の実現-」を公表した。
経団連は7月14日、with コロナ時代に求められる初等中等教育の取組みとして、オンライン学習と学校での対面形式の学習とのハイブリッドな学習環境の構築や、新学習指導要領の目指す教育の実現、ICT を活用した新しい教育様式に対応できる教員の養成、高大接続の改善と大学入試改革などを盛り込んだ「Society 5.0に向けて求められる初等中等教育改革 第一次提言」を公表していた。
今回の第二次提言は、検討が進んでいる中央教育審議会における新しい時代の初等中等教育の検討項目に、第一次提言に盛り込まれなかった課題も数多く含まれることを踏まえ、新たに取りまとめたもの。
第二次提言では、Society 5.0で活躍する人材に求められる能力の育成、学びのデジタルトランスフォーメーション(DX)、ダイバーシティ&インクルージョンの3つの視点から、高等学校教育改革やグローバル教育、学校教育のICT 化・デジタル化、外国人児童生徒や不登校児童、障害のある児童生徒の学びの保障、教育格差の是正、教員の養成・採用・配置と外部人材の活用について提言している。
提言の詳細は下記リンク先から。
http://www.keidanren.or.jp/policy/2020/110.html
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