近畿大学とインキュベイトファンド、起業家人材育成に向け協定締結

近畿大学(大阪府東大阪市、学長:細井 美彦)とインキュベイトファンド株式会社(東京都港区、代表パートナー:赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介、ポール・マクナーニ)は、起業やイノベーション創出、社会問題解決などに挑戦できる人材の養成や学術振興、世界ならびに地域社会の発展や産業振興への寄与を目的として、包括連携協定を締結した。

近畿大学は、2023年4月にアントレプレナーシップを持つ人材養成を目的として、大学院に新たな修士課程「実学社会起業イノベーション学位プログラム」を設置することを構想中。同大学は従来から起業家育成を進めてきたが、本プログラムの開設を機に、起業家育成、アントレプレナーシップを持つ人材養成の取り組みを一層強化するとしている。

一方のインキュベイトファンドは、2010年の創業以来、宇宙、医療、エンタメ、AI、ロボティクスといった分野を中心に総額850億円以上の資金を運用し、関連ファンドを通じて520社以上のスタートアップへの投資活動を行ってきた。

本協定では、近畿大学大学院「実学社会起業イノベーション学位プログラム」を中心とするアントレプレナーシップの人材養成ならびに大学発ベンチャー・エコシステムの形成と、それらの持続的発展に向けて組織的な連携強化を図り、投資家目線の指導で大学院生を中心とするスタートアップを直接的に支援するとともに、将来の有望企業の早期発掘を目指すとしている。

22.3.28news1

左/近畿大学大学院長 松本和也氏、中央/近畿大学学長 細井美彦氏、右/インキュベイトファンド株式会社代表 本間真彦氏(インキュベイトファンドのプレスリリースより)