文科省が「共同利用・共同研究システム形成事業」の採択機関を公表

同事業は、共同利用・共同研究システムを通じて培ってきた強みを生かして、研究設備の自動化・自律化・遠隔化によるオートメーション/クラウドラボを形成するとともに、そこから産出される研究データをAI for Scienceに活用するための研究データ基盤を構築し、人材育成を含めた多様な活動を展開する拠点を形成するもの。

5件の申請に対して採択件数は1件で、中核機関は「自然科学研究機構 分子科学研究所」、計画名は「大規模スマートクラウドラボを基盤とするケミ・マテリアル・ライフサイエンスの変革」が採択された。

Photo by hamazou/ Adobe Stock

採択事業の概要によると、自然科学研究機構が中心となり、全国の研究者が場所や時間の制約を受けずにアクセスし、高品質なデータを大量に創出・活用できる実験環境の実現、自動合成・測定ロボット群を整備したスマートファシリティや高機能中核研究装置を高速ネットワークで統合した、遠隔自動計測/解析システムやAI自律実験システムの構築を全体構想としている。

具体的な取組みとして、AIが利用可能な高品質なデータを継続的に大量に創出し、異なる種類のデータ間の関係性をAIが解析できる形で蓄積、全国の研究者が活用できる新しい共同利用の形を提供することで、研究生産性の飛躍的向上やAI駆動型研究(AI for Science)の加速、インクルーシブサイエンスの推進、次世代ハイブリッド人材の育成などを効果を狙う。

採択結果の詳細は下記から確認できる。
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00538.html

《photoキャプション》
Photo by hamazou/ Adobe Stock