図書館は「知のデータベース」 地域の公共図書館の重要性

公共図書館は地域の情報・文化・教育の重要な拠点だ。地方創生においても、公共図書館の持つ「知のデータベース」機能は大きな価値を持つ。その際は、人材とくに司書への投資が求められる。

地域を知り、考える拠点 地方創生と図書館の役割

片山善博 早稲田大学教授(元総務大臣)

片山善博
早稲田大学教授(元総務大臣)

図書館は教育基本法で社会教育施設に位置づけられ、地域の知の拠点(教育振興基本計画)とも表現される。しかし、自治体の財政状況が厳しさを増すなかで、公共図書館の合理化・統廃合を検討する地域も少なくない。それでも、元鳥取県知事・総務大臣で現在は早稲田大学教授の片山善博氏は、地方創生における図書館の役割を…

(※全文:1688文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。