富山の高校生が東京でインターンシップ、将来への視野を広げる
10代で起業家や挑戦する大人に出会えれば、進路選択や職業観は大きく変わる。しかし、地方で暮らす若者は都市部に比べて、そうした出会いが乏しい。富山インターンシップジャーニーは、富山の高校生に東京のスタートアップで働く機会を提供し、新たな成長の場を創出している。
富山の高校生がインターンで
東京のスタートアップを体験

古井 康介
富山インターンシップジャーニー実行委員会 事務局長
株式会社POTETO Media 創業者
1995年生まれ。富山県富山市出身。富山高校卒業、慶應義塾大学経済学部卒業。大学在学中、政治・行政専門の広告会社POTETO Mediaを創設し、代表に就任(現在は退職)。2023年に富山インターンシップジャーニーの活動を開始し、事務局長に就任。富山県成長戦略会議プロジェクトチーム委員も務める。
富山の高校生が費用負担なしで東京のスタートアップに挑戦する「富山インターンシップジャーニー」が2024年から実施されている。主催は富山インターンシップジャーニー実行委員会と富山県。実行委員長はサクラパックス代表・富山県商工会議所副会頭の橋本淳氏、副実行委員長はSales X Founder経営顧問・Luup共同創業者の宮西恭平氏、そして事務局長を務めるのがPOTETO Media創業者の古井康介氏だ。
古井氏は1995年に富山市で生まれ、富山高校を経て慶應義塾大学に進学した。リーマンショックによって自営業を営む両親の経営が傾き、進学への道が危ぶまれたものの、偶然目にした奨学金制度に救われた経験を持つ。
行政や政治への理解を深めることは、…
(※全文:1997 文字 画像:あり)
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