「選択肢のある社会」を実現し、富山を日本一子育てしやすい地域に
富山で学童保育や放課後等デイサービスを運営するNPO法人haleaは、「多様性のある社会」の実現に向けて、様々な社会課題を解決するアイデアや仕組みをつくり続けるクリエイター集団だ。代表の福原渉太氏は、「富山を日本一子育てしやすい地域にしたい」と語る。
「選択肢のない社会」に疑問、
自ら学童保育施設を設立

福原 渉太
NPO法人halea 代表
1992年、青森県生まれ。大学進学を機に富山との関わりが始まる。2014年から学校教員として勤務、2017年に学童保育を運営するNPO法人haleaを設立、ハレア学童保育の運営を開始。学生に対する起業支援や採用支援を手掛けるLabore株式会社を2019年に設立したほか、起業支援施設「スケッチラボ」や「HATCH」の運営にも関わるなど、多岐にわたる活動を展開。
NPO法人halea(ハレア)の代表、福原渉太氏が学童保育や放課後等デイサービスを立ち上げたのは「選択肢のない社会に疑問を感じ、変えたいと思ったから」だ。福原氏は青森県出身で、体操の名門高校を卒業後、富山大学に進学。2014年から私立高校の教員になり、25歳で独立して、2017年にハレアを設立した。
「私が勤めていた私立高校は、学童保育も行っていました。私は学童保育を担当し、子どもたちが放課後、好きなことや得意なことをやって、ありのままの自分で過ごせる学童保育に魅力を感じたんです」
一方で課題も感じていた。…
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