富山の共創拠点「スケッチラボ」 地域のアントレプレナーシップを醸成へ
富山市の「スケッチラボ」は、多様な人が集まる共創拠点であり、様々なプログラムを実施している。同施設を運営する、とやま未来共創チームの会長・村上宏康氏は「誰にでも、自分の人生を自分で切り拓くという選択肢が広がっていることを、たくさんの若者に知ってほしい」と語る。
自身が起業した経験を
地域の若者のために還元

村上 宏康
株式会社ワプラス 代表取締役
とやま未来共創チーム 会長
1976年生まれ、富山市出身。2014年、株式会社ワプラスを設立。富山県主催の若手起業家育成事業「とやま起業未来塾」を修了。とやま起業塾学士会会長、富山ニュービジネス協議会副会長、とやま未来共創チーム会長、富山経済同友会アントレプレナーシップ小委員長等を務め、起業家支援・アントプレナーシップ醸成の活動を行う。
富山市が2020年9月に整備した「Sketch Lab(スケッチラボ)」は、地域に新たな活力を生み出す産官学の共創拠点だ。会員制コワーキングスペースであるとともに、ビジネスアイデアの共有やイノベーティブな思考法を学ぶ勉強会、地域づくりワークショップ、ビジネスプランコンテストといった多彩なプログラムを企画・実施している。
スケッチラボの運営主体である「とやま未来共創チーム」には、地域の起業家や事業家がメンバーに名を連ねる。会長の村上宏康氏(ワプラス代表取締役)は自らの起業経験を活かし、若者への支援に力を注いでいる。
村上氏は2014年、自身の会社であるワプラスを起業した。しかし、…
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