起業が「当たり前」の文化へ、イノベーターに必要な3要素を体感

自ら挑戦、行動し続けるイノベーターの育成を目指し2015年度に立ち上がった次世代イノベーター育成プログラム『始動 Next Innovator』。VUCA 時代を強く生き抜く起業家やイノベーターに必要なものは何か。同プログラムを運営する WiL の共同創業者兼 CEO の伊佐山元氏に話を聞いた。

Thinker から Doer へ、信じて行動するマインドセット

伊佐山 元

伊佐山 元

株式会社 WiL 共同創業者兼 CEO
日本興業銀行に入行、スタンフォード大学ビジネススクールに留学後、米大手ベンチャーキャピタル DCM を経て、2013年に日米を中心にベンチャー企業の投資・事業支援を行う WiL を創業。多数のメディア寄稿や、政府委員や有識者会議を通じてベンチャー振興の提言を続けている。

2015年4月、安倍首相(当時)が米・シリコンバレーを訪問し『シリコンバレーと日本の架け橋プロジェクト』の立ち上げを発表したのが、次世代イノベーター育成プログラム『始動 Next Innovator』の始まり。経済産業省、JETRO(2019年度より参加)が主催となり、WiL が運営を手がける、国家プロジェクトだ。

「シリコンバレーと日本の人材を結びつけることで、イノベーターの心構えを学び、その実践者を日本の社会に増やす」ことをミッションに、2020年度までの6年で…

(※全文:2228文字 画像:あり)

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