スタディプラスと河合塾のAIサービスが連携、適切な教育が可能に

スタディプラス株式会社は、生徒の学習記録データを集約する「Studyplus for School 」と、株式会社河合塾Oneが提供する、学習塾など教育機関を対象としたAI教育サービス「河合塾One for shcool」との提携を決定した。

今回の提携を通して、生徒の「河合塾One」での学習履歴が自動で「Studyplus for School」に記録されるようになる。これにより、学習塾の先生が「Studyplus for School」の管理画面から生徒一人ひとりの学習進捗を管理することが可能になり、よりタイムリーに適切な生徒指導を行うことができるようになる。

今回の連携では、「河合塾One for School」に学習履歴や成績情報を自動連係するためのAPI「Study Plus for School SYNC」を提供。本APIを実装することで、「河合塾One for School」から「Studyplus for School」に学習履歴や演習の成績情報が自動で記録されるようになる。

また、学習進捗の管理は「河合塾One for School」に加え、指導で併用する他のデジタル・紙教材についても可能だ。生徒が自身のスマホ等から学習管理SNS「Studyplus」を用いて自宅学習を含めた学習進捗を記録することにより、先生は生徒の学習状況を容易に把握することができる。また、学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正なども、オンラインで出来るようになる

これによって、「河合塾One for School」導入校の先生の学習管理業務の負担が軽減されるとともに、先生が生徒の学習の定着をより効果的に実現できるようになる。今回発表した提携に基づく、「Studyplus for School」と「河合塾One」のデータ連携の開始は、2021年11月を予定している。

21.8.26news2