ソニックガーデン 管理しない組織マネジメント、徒弟制度で人は育つ
働き方や人材育成の在り方が大きく変化する今、ソニックガーデンが実践する「管理しない組織マネジメント」や「徒弟制度による人材育成」は、これからの人材マネジメントを考える上で重要な示唆を与える。同社の組織づくりと人材育成について、倉貫義人社長に話を聞いた。
セルフマネジメントが
「管理しない組織」を支える
倉貫 義人
株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長
1974年生まれ。大手SIerで立ち上げた社内ベンチャーをMBOし、2011年にソニックガーデンを設立。月額定額でプログラマが顧問のように寄り添う「納品のない受託開発」を展開しつつ、本社オフィスの撤廃、管理のない経営、若手育成のための徒弟制度など新しい経営と働き方を実践している。2018年に株式会社クラシコムの社外取締役、2024年から取締役CTOに就任。著書に『人が増えても速くならない』『「納品」をなくせばうまくいく』など。
── ソニックガーデンが実践する「管理しない組織マネジメント」とは、具体的にどのような取組みですか。
私たちは「管理」と「マネジメント」を明確に区別しています。管理とは、決められた手順通りに統制することです。一方、マネジメントの目的は「チームで成果をあげること」であり、ビジョンをすり合わせ、働きやすい環境をつくることが重要です。
(※全文:2060文字 画像:あり)
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