やる気スイッチグループHD、野村不動産HDと資本業務提携

株式会社やる気スイッチグループホールディングス(東京都中央区、社長:高橋 直司、参考記事)と野村不動産ホールディングス株式会社(東京都新宿区、社長:沓掛 英二)は資本業務提携を行うことに合意したことを発表した。

野村不動産HDは、やる気スイッチグループHDの株主である株式会社アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドから発行済株式総数の約9%を譲り受けることにより、出資を行う。

やる気スイッチグループHDは事業会社である総合教育サービス会社の株式会社やる気スイッチグループの下、個別指導塾「スクールIE(R)」や英語で預かる学童保育「Kids Duo(R)」、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル(KDI:Kids Duo International(R))」をはじめとした7つのスクールブランドを展開。

現在、国内外で2,000以上の教室を展開し、12万人以上の生徒を擁する。

一方の野村不動産HDは、総合不動産デベロッパーとして、住宅・オフィスビル・物流施設・商業施設をはじめ、国内外で広範な開発事業を行うとともに、仲介・CRE事業をはじめとする不動産関連サービスを提供している。

今回の提携を通じ、両社は双方が保有する知見・ノウハウ・顧客基盤を活用することで、両社の事業機会と価値創造領域の拡大を目指す。

具体的な両社の役割や協業内容の詳細は、今後両社が協議して決定するとしているが、現状で下記のようなシナジーの発揮が期待できるとしている。

<やる気スイッチグループHDにとって期待されるシナジー>
1. 野村不動産グループによる仲介、ならびに大規模複合開発を含む同グループ保有・運営施設への出店により、事業量が拡大すること
2. 野村不動産グループの顧客基盤を活用することにより、事業領域の拡大と顧客満足度の向上が図られること
3. フィットネス事業やキッズ向け事業展開する野村不動産グループとの協業による新たな幼児教育サービス・商品の開発により、事業領域が拡大すること
4. 野村不動産グループの海外開発事業において協働することにより、海外事業の拡大が図られること 

<野村不動産HDにとって期待されるシナジー>
1. やる気スイッチグループが展開する店舗の出店により、国内外で手掛ける開発・街づくりにおける付加価値や保有・運営施設の価値が向上すること
2. やる気スイッチグループの顧客基盤を活用することにより、事業領域の拡大と顧客満足度の向上が図られること
3. やる気スイッチグループとの協業による新たな幼児教育サービス・商品の開発により、野村不動産グループの事業領域が拡大すること

22.12.12news1