NPOカタリバとClassi、実践型探究学習教材を高校向けに提供開始

認定特定非営利活動法人カタリバ(東京都杉並区)は、Classi株式会社(東京都新宿区)が開発・運営する教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」の連携サービスとして、自己探究・地域探究に特化した実践型探究学習教材「Classi×マイプロジェクトサポート」を共同で開発し、今年4月から全国の高等学校への導入を開始する。

学習指導要領の改訂により、高等学校の「総合的な学習の時間」は、2022年度から「総合的な探究の時間」に変更される。

「Classi×マイプロジェクトサポート」は、自己探究・地域探究を「総合的な探究の時間」の授業の一環として実現することを目指し、カタリバが2013年から展開し、高等学校向けの探究学習教材を開発・提供してきた実践型探究学習プログラム「マイプロジェクト」のノウハウを「Classi連携サービス」としてまとめた、教育現場向けの実践型探究学習教材だ。

同教材は、進路につながる「自分ごと」の課題を設定できる、「アクション」を伴う探究活動で資質・能力を育成できる、Classiを通じた「振り返り」と「学びの共有」を行うことができる、などの特徴を備えている。探究テーマの設定から具体的なアクションまでをサポートするコンテンツ・ワークシート・動画で構成され、マイプロを「つくる」ことを支援する「体験版」、「やってみる」ことを支援する「実践版」を同時にリリースする。

21.2.25news3