企業と連携し、ものづくり教育 学びの原点は「本物」に触れること

製造業が集積する岐阜県を拠点に、企業や自治体等と連携しながら「ものづくり教育」「起業家教育」などを提供するドングルズ。代表の松岡慎也氏は、「本物に触れる経験は、探究的な学びの原動力になる」と語り、自身で夢や目標を描いて動き出せる人材の育成を目指す。

小中学校(技術)で教えながら
ものづくり教育に危機感

松岡 慎也

松岡 慎也

株式会社ドングルズ 代表取締役
1971年、岐阜県生まれ。岐阜大学教育学部卒業。岐阜県内の小中学校で16年間勤務。退職後、2010年にNPO法人Meets Vision設立。2016年、株式会社ドングルズ設立。

株式会社ドングルズの代表、松岡慎也氏は県内の小中学校(技術)で教員を16年間務めた後、独立したキャリアを持つ。

「教員時代、ものづくりをしっかりと教えられるようになりたいと思い、大学院で2年間学ばせていただきました。大学院では企業の協力を得ることで、ダイナミックで面白い授業ができる可能性を知ることができました。学校現場に戻り、そうした授業を実践したかったのですが、ものづくり教育は軽視されていて自分が思うような授業はできませんでした。それで教員を辞めて、…

(※全文:2051文字 画像:あり)

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