学生・兼業人材と地域企業をマッチング 共感と熱意から「学び」は起きる
大学生を対象とした長期実践型「ホンキ系インターンシップ」や、兼業・副業に関心のある社会人と企業をマッチングする「ふるさと兼業」などを展開するG-net。新たな環境に飛び込む経験を学びや成長へとつなげるために、G-netはどのような工夫や努力を行っているのか。
大学生が経営者に弟子入り、
ホンキ系インターンシップ
南田 修司
2001年に岐阜市で創業したNPO法人G-netは大学生を対象とした長期実践型の「ホンキ系インターンシップ」や中小企業の「ミギウデ人材」に特化した新卒採用支援、副業・兼業人材と地域企業をマッチングする「ふるさと兼業」など、若者と地域や企業をつなげる数々のプロジェクトを展開している。
G-netの中核事業である「ホンキ系インターンシップ」は、意欲ある大学生が3~6ヵ月間、中小企業の経営者にインターンとして弟子入りし、新規事業開発や商品開発、販路拡大など様々な実習プロジェクトに参画する。そのプログラムは地方都市における実践型インターンシップとして初の本格事業化に成功し、政府による複数の表彰や高校の「政治経済」教科書でも紹介されている。
代表理事の南田修司氏によると、学生と地域企業を適切にマッチングし、…
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