大学レベルのデータサイエンス・カリキュラム標準公開 情報処理学会

情報処理学会は4月15日、データサイエンス分野における大学レベルの専門教育を対象としたカリキュラム標準を策定し公開した。

同学会のデータサイエンス・カリキュラム標準(専門教育レベル)は、関連する様々な取り組みを参照して策定されており、以下のような特徴を持つ。

・ACM Data Scienceカリキュラムおよび欧州EDISON Data Science Frameworkの参照を通じて、国際的通用性を確保する。
・データサイエンティスト協会・DSスキルチェックリスト(★レベル)の参照を通じて、情報処理学会で策定中のデータサイエンティスト資格との連携を図る。
・データサイエンスを専門とする学生に求められる知識・スキルの具体化を図る。
・60単位程度(標準的な授業時間:約675時間)の規模とする。
・数理・データサイエンス・AIモデルカリキュラム(リテラシーレベル)の学修を前提とする。

2021年2月から3月にかけて事前公開と意見募集が行われ、そのフィードバックを踏まえ最終版としてリリースされた。

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