ミクシィ 技術科プログラミングカリキュラムを開発、中学校で授業

株式会社ミクシィは、東急および渋谷に本社を構えるIT企業(ミクシィのほかサイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット)、渋谷区教育委員会と2019年6月に「プログラミング教育事業に関する協定」を締結し、「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」 に参画。以降、渋谷区立中学校でのプログラミング教育支援を行っている。

昨年度プログラミング教育が必修化された小学校に続き、中学校では今年度から、技術科においてプログラミング学習の分野が大きく拡充された。同プロジェクトにおいて唯一、中学校を対象にしているミクシィは、拡充された中学技術科の学習指導要領に沿うプログラミング授業のカリキュラムおよび専用ソフトを渋谷区教育委員会や渋谷区立中学校の技術科担当教師らとともに開発した。

このたび、開発したカリキュラムを用いた初の授業を、9月8日から9月29日にかけて、渋谷区で理数教育重点校となっている鉢山中学校の2年生の技術科で全4回行った。今年度中にそのほかの渋谷区立中学校7校でも授業を実施する予定だ。

授業は、エンジニアが実際の業務で使用することが多く、中学生のテキストプログラミング学習にも広く活用されているプログラミング言語「Python」を使ったソフトウェアを用いて展開。生徒は必要な Python の文法がまとめられたテキストも参考にしつつ、コードを入力しプログラムを起動する様々な課題に取り組んだ。

授業では、内容の難しさを感じながら、課題に前向きに挑戦する姿が見られており、授業終了後に実施しているアンケートには、生徒から「難しかったけれど楽しかった」「説明とテキストを見ながらやって少し難しいところもあったけど、できたときはうれしかった」「今回教えていただいたコードの意味が少し分かったので、家で少し練習しながら次回に取り組みたい」といった感想が上がった。

21.10.1news

ミクシィ・プレスリリースより