モットーは「アップデート、自分」 次世代のICT教育へ挑戦を続ける

働きながら学びを続け、現在も大学院でICT教育に関する研究を行うmanabitの代表、藤澤義博氏。自ら起業して北海道でデジタルスクールCompassを展開し、「ICTの時代、今までの当たり前は当たり前でなくなっていく」と語る藤澤氏が描く、次世代の教育・学習環境づくりとは――。

航空会社を経て起業、
日本の教育に危機感

藤澤 義博

藤澤 義博

株式会社manabit 代表取締役
1969年生まれ。高校卒業後、米国へ留学。帰国後の1991年、航空会社に入社。2008年、北海道観光振興機構へ出向。2018年、航空会社を退職し起業。札幌学院大学大学院 地域社会マネジメント研究科修了(修士)。日本語教師。アントレプレナーシップ教育プログラム「BizWorld Japan」認定フェロー。

株式会社manabit(本社:函館市)が運営する「デジタルスクールCompass」は、ICTを基軸とした数々の教育プログラムを提供している。小中学生や高校生向けの「プログラミングコース」や、指導にあたる講師のための「プログラミング講師養成コース」、お金に関する知識や判断力を養う「キッズマネースクール講座」等のほか、小学5年~高校生を対象とした「アントレプレナーシップ養成コース」も準備中だ。

航空会社に約25年間勤務した後に起業したmanabitの代表、藤澤義博氏のモットーは「アップデート、自分」。自らも会社員時代から常に学び続けており、2008年に北海道観光振興機構へ出向したのをきっかけに、…

(※全文:2224文字 画像:あり)

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