産官学で北海道のスタートアップを支援、起業家を育てる

北海道から世界で活躍するスタートアップを育てる――。道内唯一の産官学連携アクセラレータープログラムを運営するD2 Garageの代表、佐々木智也氏は自ら起業家たちに向き合い、学びと成長の機会を提供。北海道ならではのスタートアップの創出を目指している。

北海道ならではの
スタートアップ創出を目指す

佐々木 智也

佐々木 智也

株式会社D2 Garage 代表取締役
株式会社デジタルガレージ 執行役員
オープンネットワークラボ推進部長
2005年デジタルガレージ入社。デジタルガレージグループ戦略事業に携わる。海外投資先サービスの日本ローカライズや、パートナー企業とのジョイントベンチャー事業等に従事。Twitterとの資本業務提携により日本展開を主導。シードアクセラレータープログラム「Open Network Lab」ではスタート時より参画、現在エバンジェリストとして活動。2018年、D2 Garageを設立し代表取締役就任。

今、北海道で産官学によるスタートアップ支援の取組みが本格化している。2018年、創業期(シードステージ)のスタートアップを育成するアクセラレータープログラム「Open Network Lab HOKKAIDO(Onlab HOKKAIDO)」が始動。翌2019年には、札幌市のスタートアップ支援プロジェクト「STARTUP CITY SAPPORO(SCS)」が立ち上がった。

2020年には、インキュベーション施設「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」が開設。同じく2020年、行政・大学・民間が一体となってスタートアップの創出・成長を支援する「札幌・北海道スタートアップ・エコシステム推進協議会」が設立され、札幌市等が国のスタートアップ・エコシステム拠点都市に選定された。同協議会では2024年度に向けて、…

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