元教員が地元・青森で挑む、多世代が集う「理想の場づくり」

青森市の「学び舎withY」は、学校の勉強で自信をもてない人を応援するための学習塾だ。代表の青山潤氏は元高校教員であり、一度教育現場から離れたことで、自身の思いを見つめ直した。青山氏が最終的なビジョンとして描くのは、単なる塾ではなく、多世代が集う居場所づくりだ。

多世代が共にいる場を経験、
自身の夢に向けUターンを決意

青山 潤

青山 潤

学び舎withY 代表
青森市出身。筑波大学体育専門学群を卒業。同大大学院博士課程単位取得退学。公立高校教員、太陽光発電システムや省エネ塗料の営業、観光ブルーベリー農園の運営会社勤務、農作物の放射能検査、学童保育と学習塾を併設した民間施設の教室長を経て青森にUターン。2019年、学習塾「学び舎withY」を開業。

学び舎withYは、小学生からシニアまでが学べる「自信の“タネ”を育む個別学習塾」だ。塾長の青山潤氏は大学進学をきっかけに地元・青森を離れ、筑波大学体育専門学群に入学した。

筑波大学大学院にも進学してカウンセリングについて学び、体育学修士を取得。学生時代から塾講師を7年、公立高校の保健体育の非常勤講師を4年経験し、教員採用試験に合格して茨城県の公立高校に3年間勤務した。

その後、一度は教育畑から離れ、太陽光発電システムの営業やブルーベリー農園の運営などに携わった。教育業界を離れたことで「自分が本当に好きなのは子どもに関わること」だと気づき、…

(※全文:2254文字 画像:あり)

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