東京科学大学が国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」を採用

株式会社TAOは5月28日、同社が提供する国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」が東京科学大学に採用されたことを公表した。

TAOは、世界205の国と地域のユーザーが利用する国際対応オンライン入試システム。多言語対応(特許第6899572号)により、国内外の志願者が同一のオンライン環境から出願でき、大学側は国際的な学生募集を効率的に行うことが可能となる。また、直感的なUI/UX設計により、出願・選考・合格発表・入学手続きをワンストップで管理でき、デジタルネイティブ世代の志願者にとっても利便性の高い環境を提供している。

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東京科学大学は2026年に「国際卓越研究大学」に認定され、世界トップレベルの研究力強化と、それを支える人材獲得・育成を中核的な戦略として掲げている。国際卓越研究大学として、世界水準の研究を持続的に創出するため、国籍や地域を問わず優秀な人材を惹きつける仕組みの構築は重要な課題だ。特に入試・入学プロセスでは、海外在住の志願者にとって分かりやすく、負担の少ない国際標準の出願環境を整備することが求められていた。

従来の入試手続きでは、日本語や紙媒体を前提とした運用が多く、海外からの出願において時間的・手続き的な障壁となる場面があった。TAOは多言語対応のオンライン出願環境を提供し、入試方式ごとに柔軟な設計が可能であることから、世界中の志願者が同一のプラットフォームから円滑に出願できる体制を実現。これにより海外から日本の大学への優秀な学生の流動を促進し、東京科学大学が目指す国際的な研究・教育拠点の形成を、入試の段階から力強く支えていく。

東京科学大学では、2026年5月から出願受付を開始する学士課程の編入学試験および国費外国人留学生優先配置選抜(融合理工学系国際人材育成プログラム(GSEP))、さらに大学院課程の国際大学院プログラム(IGP)においてTAOの運用を予定している。今後は、これら入試での運用実績を踏まえながら、対象入試の拡大を検討し、入試業務のデジタル化(DX)と国際化を段階的に推進していく予定だ。

世界の大学では、入試プロセスの全面オンライン化が進んでいる。同社では、願書提出から選考書類の提出、合否発表、入学手続きまでを一括管理できるプラットフォームとして、今後も機能拡張を続けていくとしている。