中高生と共同開発した「持続可能なえびせんべい」、売上の一部を寄附

えび菓子を製造・販売する桂新堂株式会社(愛知県名古屋市、代表取締役:光田 敏夫)は、このたび、カレーうどんの株式会社若鯱家、ならびに名古屋国際中学校・高等学校と共同開発した、SDGsを考える『サステナブルえびせんべい』の売上の一部を2021年12月17日に「なごや環境大学実行委員会(名古屋市)」へ寄附したことを発表した。

寄附金は、「なごや環境大学」にかかわる若者のSDGsの取り組みを発信するためなどに活用される。

『サステナブルえびせんべい』は、桂新堂から出る「甘えびの頭」と、若鯱家から出る「うどんの端材」という、食材の使いきれなかった部分を使い、SDGs・食品ロスについて考えながら美味しさにこだわって作られたえび菓子。

また、製品の掛紙には伐採された木材からできた「間伐紙」を使用しており、森林資源の有効活用にもつながっている。

製品づくりにあたっては、名古屋国際中学校・高等学校SDGs未来倶楽部「Sus-Teen!」(関連記事)のメンバーと議論を重ね、未来を担う学生たちが社会的課題について考え、解決に近づく機会を設けた。

『サステナブルえびせんべい』は今年の6月から販売を開始しており、同社では売上の一部を市民・市民団体、企業、学校・大学、行政が協同でつくる、環境活動のネットワーク「なごや環境大学」に寄付することで、その活動の一助を担いたいとしている。

21.12.21news3