自由学園の中高生、NPO法人と連携しホームレス支援活動

自由学園の中等科と高等科の生徒たちが、差別などが起こらない、互いを大事にするよりよい社会をつくるため、ホームレス状態にある人々を支援する活動を続けている。NPO法人TENOHASIと、その協働パートナーである国際NGO世界の医療団の活動に参加し、これまでおにぎりやマスクを作って届けたりしてきた。

コロナ禍で、「社会のために自分たちが力を出せることはないだろうか」と声を挙げた男子部高等科2年生が自主的にグループを作り、活動が始まった。グループは現在では、中等科1年生から高等科3年生まで8名で活動している。 

発起人の生徒は、「このボランティアは、ほんの一歩目に過ぎないと思っています。この活動で知った現状を、今後幅広い世代に広めていく必要があると感じています」と語る。支援グループは、10月21日におにぎり100個を作って池袋周辺で活動するとしている。

20.10.14news3

自由学園男子部の生徒たち