京都大学&JX金属 「知の交流」が育てるSDGs・ESG人材
SDGs・ESGの流れのなか、企業は事業を通した課題解決を迫られている。これまでにないアプローチや新たなアイデアを生み出す人材を育成するため、JX金属と京大思修館は、社会人と学生が学び合う「知の交流」を通し、次世代を担う若手の教育・育成を進めている。
サステナビリティがはらむ
複雑な課題に対応する
橋本 道雄
SDGs(持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・ガバナンス)というワードが一般的になり、サステナビリティ(持続可能性)は社会全体で取り組むべき課題として広く認知されるようになった。学校教育などでも『総合的な探究の時間』などを通してSDGsなどに触れる機会が増えたが、複雑に絡み合う課題を理解し、またそれにどのように対処していくかはそのつど解を生み出していくほかなく、柔軟な知性とともに、多様な人々と協働していく能力が求められる。
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