社長の出身大学ランキング、日本大学がトップ

帝国データバンクは2020年6月時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約147万社収録)から企業(個人、非営利、公益法人等除く)の社長出身大学データを抽出し、約27万3000人の出身大学をランキング形式で集計・発表した。

社長の出身大学上位30校を見ると、「日本大学」が2万231人で最も多く、「慶應義塾大学」(1万420人)、「早稲田大学」(9865人)、「明治大学」(8460人)と続いた。2000年時点と比較すると、多くの大学は社長数が減少しているが、「近畿大学」や「東海大学」などは大きく増加したほか、「京都産業大学」や「愛知学院大学」など新たにランキングに入った大学もあった。

上場企業社長の出身大学では、「慶應義塾大学」が272人で最も多く、前年から8人増となった。次いで「早稲田大学」(182人)、「東京大学」(169人)、「京都大学」(86人)、「日本大学」(77人)が上位にランクインした。

年商規模別に見ると、「10億円未満」と「10億~50億円未満」では「日本大学」が最多となった一方、年商50億円以上では「慶應義塾大学」がトップとなった。また、「100億~500億円未満」では「東京大学」、「500億円以上」では「京都大学」がランクインし、年商規模が上がるにつれ国立上位校がランクインする傾向が見られた。

20.07.30news1